エンジェル係数とは、一ヶ月の家計の中で、子育てに掛かる費用が占める割合のことです。子供に必要な費用といっても、学校や塾、習い事の授業料や月謝などの教育費だけではありません。子供の服や食事、病気になったときの費用、子供のお小遣い・・・
将来の教育費の準備のための預貯金や学資保険、子供保険なんかもエンジェル係数に含まれます。
家計の中で食費の占める割合を「エンゲル係数」といいますが、エンジェル係数は、エンゲル係数に語呂を合わせたものですね。
そのエンジェル係数は、年々低下しているそうです。
以下は、ニュースサイトからの引用です。
家計支出に占める子育て費の割合「エンゼル係数」が2007年に26・2%にとどまったことが、野村証券の調査で分かった。
1991年に現在の形で調査を始めて以来の最低で、同証券は「少子化に加え、年収の二極化で低所得者層が子育て費を引き締めたため」と分析している。
子育て費には、学校や塾・習い事にかかる教育費、食費、衣料費、こづかい、子供のための預貯金や保険などが含まれる。07年の1か月あたりの家計支出約27万4000円に対し、子育て費は約7万2000円だった。
エンゼル係数は、景気低迷の影響で93年の33・4%をピークに下落が続いている。ただ、教育費の実額は1世帯あたり月2万8000円で03年の調査から横ばいで、子育て費に占める割合は高まっている。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071202-00000111-yom-bus_all
少子高齢化はともかくとして、子育て費を引き締めている家庭が増えているというのは残念な話ですね。
日本みたいに資源も無い小さな国は人材だけが頼りなのに、その大切な人材を育てるいちばん基礎の部分の子育てが犠牲になっている状況って、日本にとってかなり不幸なことだと思うのです。
日本の政府も「少子化対策」とか言っていますけど、まず、子育てにお金を十分にまわせないという状況をなんとかする必要があると思います。
でも、ここしばらくの「弱者切捨て政策」「自由競争主義」のなかでは、自己防衛するしかないのかもしれません。
今から、しっかりと将来の教育費のことを考えておきたいものですね。
